2014年10月投稿用アルバム |
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作成日 | 2014 / 10 / 06 | 公開終了日 | 無期限 | イベントの期間 | --- |
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管理者 | s9-photoconさん | 写真の枚数 | 34 / 2000枚 |
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撮影日順▲(古→新) | 撮影日順▼(新→古) | 追加日順▲(古→新) | 追加日順▼(新→古) |
Canon EOS Kiss X6i / EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM / 135mm, F5.6, SS1/640, ISO100, -0.3EV
RAW / Lightroom5
今年の春先に登った京都府は大江山にて。標高は833mと1000mにも満たない山だが前日
に降ったであろう雪が積もっており、そんな雪山で私を待っていたのは先端だけぷっ
くりと丸くなった可愛くも儚げで美しい自然の造形美だった。数時間後には白日にさ
らされ溶け消えてゆく運命であろうこの被写体に焦点を絞り、その自然の儚さ加減と
美しさ加減が両方出るようイメージして撮ってみることにした。
工夫したポイント:
1.山に登る時は常に標準ズームのキットレンズ1本しか装備していないため135mmの
望遠端まで目一杯に伸ばし最短撮影距離まで距離を縮めました。それでも小さい被写
体なので目を引くよう構図は日の丸構図にして、絞りは開放F値5.6としました。
2.背景に溶け込んでしまわぬよう真後ろに露出差が出るような暗い背景を選び構図を決めました。
3.晴れた雪山は太陽からの反射がものすごいので普通に撮影すればかなり暗くなり
大抵は露出補正をプラスにして撮っていましたが、ここでは儚さを演出するために敢
えて1/3段マイナス側に補正をかけて暗く撮っています。
4.現像ではトリミングを行い主題を大きめに写しつつ切り取りすぎないよう注意し
周辺の様子も分かるようなバランスにしました。
5.コントラストと明瞭度を上げ、若干色温度を下げることでより一層の
儚さと美しさの強調を図りました。
6.最後に周辺光量を落とし更に主題に視線が行くような仕上がりとしました。