「贈りたい一枚」フォトコンテスト |
📱 スマートフォンで見る |
作成日 | 2010 / 10 / 29 | 公開終了日 | 無期限 | イベントの期間 | --- |
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管理者 | albumexpoさん | 写真の枚数 | 290 / 2000枚 |
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作成日 | 2010 / 10 / 29 | 公開終了日 | 無期限 | イベントの期間 | --- |
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管理者 | albumexpoさん | 写真の枚数 | 290 / 2000枚 |
旅の最終日に田舎にあった小学校の横を通ったのでちょいとグランドを見ていると50人ぐらいが何の素材でできているかわからない超汚い真っ黒いボールでサッカーをしていた。
そこで運動場の周りの有刺鉄線の外側からボールを高々あげて
遠くの子供を手招きした。
もの凄い勢いで5〜6人が走ってきて
僕の手からサッカーボールをもぎ取って走り去った。
けど誰も『thank you』なんて言わなかった
誰も僕の方を振り返らなかった
そしてそのボールには
ワールドカップに優勝した時に選手が順番に持って喜ぶトロフィーの様な存在になり全員大喜びの大興奮だった
そんな様子を遠くから見ていた僕はとても複雑だった。
みんな本当によろこんだ。
そのボールをどうしたか?誰からもらったか?
そんなん子供たちにはまったく関係なかった。
まっ、みんなが喜んでくれたなら
別に『thank you』言われなくていいやって帰ろうとした
すると遠くから一人、親指を立てた片手を高くあげて僕に合図を送ってくれてた。 うれしかった。 『thank you』